ZEROICHI BLOG(0→1)

シミズタカヒロです。ベンチャー企業で役員をしています。ビジネスやセールスにおける0→1を中心にブログアップしています

「聞く技術」LISTENせよ、ASKするな

私にとって最近のホットな課題ということで「聞く技術」について読んでみました。
比較的本は好きなのですが、プレゼンや話し方の本は多いものの「聞く」という点において、わかりやすくまとめられている本は少ないのかなと。その中でも本書は良書だとかんじています。
 
◆LISTENせよ、ASKするな
これがもっとも大きな学びでした。
「きく」という日本語にはLISTENつまり「聞く」とASK「たずねる(質問する」」がある。
 
一番のこの2つの違いは「たずねる」のが質問する人の意図に沿っているのに対して、
「聞く」のは話し手の意図に沿っていること。
 
だからこそ、たずねてばかりいると、自分本位で自分が望む情報ばかりを集める結果になり、
相手がその人なりの立場から発した情報が得られなくなる。
 
◆聞く態度の基本、聞き手と話し手が対等であること
子供と話すとき「名前は?」「年齢は?」とするが、これは対等ではない。
「僕は○○です」とまず自分が伝え、相手の子供が「僕は□□です」と返す、これが対等
 
なんとか、聞きたいと思うせいで「たずねる」になってしまい、本当に聞きたいことが聞けない。
これがまさに私の課題。痛い。その積極的な「きく」気持ちがかえって間違いを生む
 
◆自分のことは話さない
これは痛い。LISTENしたいのに自分のことを話す、自分の考えや過去の経験と相談する、
まずこのクセのような積極的な自分はNG。これだから、周りの意見を聞き足りない状態になる。
そもそも、プロカウンセラーは自分のことを話さない。
 
本書にもありましたが、
 
「普通の人は、自分の経験談を話すことが相手の経験値を増すと考えています。
これはあながち否定はできませんが、実際は話し手が考えているほどの効果はないのです。
なぜなら、経験・学習というのは、実地経験しないとわからないことが大きく、
自己の体験はたまたまそのときのタイミングや状況に合って、うまくいったこと。
同じ機会というのはまずありえない。」
 
これはまさに、納得。自己の体験はそこまで意味をなさない。
 
改めて「聞く」ということについて根本から変えないといけない。
聞きたいのであれば、相手が質問してきていないのであれば、答えてはいけない。
そして逆に考えれば「相手からされた質問は相手関することがほとんど」ということになる。
 
◆「情報」以外の助言は不要
質問:こちらの道を取ったら○○まで近いですか?
これに対して、本質的には
返答:はい、そうです。 だけで良いのにも関わらず、 加えた情報として、
・道が狭いから気をつけて →これは丁寧
・この道は狭くて危険だから他の道を使ったほうがいい →人によっては伝えすぎ
 
といったように返答の度合いによりこちらの意図で制御してしまうことがある。
私は本に書かれたような「助言不要」とまでは思ってませんが、
私が全体的な助言が多いタイプなので気をつけなければいけないな、と感じた。
 
◆話を素直に聞く
人の話をまっすぐ素直にきくことは非常に難しい。
人からの話は「相談したいとき」と「ただ話したい」だけのときがある
前者の場合は相手が質問をしてくるだろうから、それに答えればよい。
 
困るのは後者の場合だ。よくあるのは、ただ相手がまずは聞いてほしいときに
私もそうだが、頭の中で「でも、●●だしな、、」とか「それは違うよな・・」とか
色んなことを考えてしまいます。その時点でもう素直に聞いていません。
まさに素直に聞けないのは、自分の感情が相手のそれに混同してしまうから。
知らない間に「聞くモード」から「言うモード」になっている、ということです。
 
◆まとめ
改めて思うのは、あとがきにも書かれていましたが、
話すことは、自分中心の表現を工夫しかんがえることができるので簡単だが、
聞くことは、相手中心の表現を受け取ることなので、相手次第になり、難しい。
そして、話すほうが準備ができるが、聞くほうはいきなりやってくる。
 
そうじて、聞くとは難しいことだが、この「聞く」ができるようになったら
本当にスゴイな、と強く感じた次第です。参考になりました。